| タイトル | 感想 | 評価 |
| 悪魔のえじき ブルータル・デビル・プロジェクト | 無人島に漂着した3人の男。しかしそこは、独裁者親子が支配する恐怖の島だった!って書けばかの名作、ドクター・モローの島みたいだね。一応、不死身の軍団を作るために日夜脳手術を繰り返すマッドサイエンティストとかもでてくるけどさ。彼等がそこで、何のために、何をしようとして、そこにコミューンを作っているのか、さーっぱり分からない。別に世界征服を企んでるわけでも無さそうだし、だとしたら、あの親子にアレだけの人が従ってる理由は?う〜ん、この映画、そんな事語る以前に酷いんだけどね。とにかく残酷描写が凄い。飛び散る肉片、引き出される背骨、露出する頭蓋骨、なんだこりゃ?!初めに漂着する3人なんて途中で全員殺されて、いつの間にかアジア系の若者の反逆の物語になってるしさぁ。これを怪作といわずして何を怪作と呼ぶ? | ★☆ |
| 悪魔のえじき2 デビルズ・マザー | や、星は1つだけど、ある意味4つでもいいくらい。星の意味はバカ度になるんだけどさ。もう出だしからやってくれるよー。麻薬の取引が行われてる(郊外の草原の真ん中!)しかし、買い手の男はその品質が気に入らず、突っ返す。怒った売り手の男たちは、買い手の男に襲い掛かり殺そうとするが、あごは砕かれ、腹はぶち破られ、あっという間に肉塊にされてしまう。そこへ!!突如現れたマスクをかぶった大男。”お前強そうだな、俺と勝負しないか?”なんの脈絡もなく、殺し合いが始まり、あっさりと大男が相手をぶち殺してしまう。そして叫ぶ。”俺がナンバー1だ!!”・・・・・・・・・・は??と呆気にとられる間もなく、物語は続き・・・ってもその大男が何の理由もなく虐殺を繰り返すだけなんだけどさ。まー、それが無意味に残虐。久々に心が荒んだねー。まぁ、一応、タイトルは”悪魔のえじき2”ってなってる通り、”1”もあるんだけど、こちらも凄かったね。でも、僕はこっちのほうが好きだ(笑) | ★ |
| 悪魔の管理人 | スパニッシュ・ホラー・プロジェクトより。「ネイムレス」と「ダークネス」では、かなり静かなトーンで薄気味悪さを作り出していたジャウマ・バラゲロ監督だが、ここでは一転、狂気の女性と監禁された夫婦との息詰まる攻防が描かれる。いやぁ、面白かったですよ、これ。狂気の管理人が、捻じ曲がった妄想から理想の住居を作り出すために、訪れた人たちを無理やり監禁して、住まわせてしまうという設定が、まず凄い。初めて訪れたはずの部屋なのに、何故か自分たちの写真がすでにベッドサイドのフォトフレームの中にある。捨てたはずのスニーカーが、ゴミ箱から出てくる。おかしいと気付いた時はすでに遅し。なんとか逃げ出そうとしても、管理人が鬼女の形相で追いかけてくる。いやぁ〜、こえぇ〜っす(笑)なんの前触れもなく、異常な状況に巻き込まれてパニックになる。「SAW」や「CUBE」が何故傑作なのかって、そういう大前提がちゃんと描かれてるからなんだよね。この映画も、気がついたら非日常の世界。しかも、日常の続きにぽっかりと口をあけて待っていた。こういう状況が一番怖いんだよなー。傑作!! | ★★★★ |
| 永遠のこどもたち | 「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が製作総指揮の切ないホラー。これは、本当に切なかった。「アザーズ」とは全く違う内容なんだけど、悲しさ、切なさの質はかなり近いものがあるなぁ。すべての伏線が収束されるラスト10分、それまでの母の愛が痛いほど伝わってきているだけに、絶望と悲しみが波のように襲いくる。それだけなら、ただ辛く重いだけの物語なんだけど、最後の最後で、微かな幸せを感じさせてくれた。何よりも僕はそのシーンに救われ、感動した。ホラー映画で泣くなんて、滅多にないことだけど、これは素直に泣けたなぁ。デル・トロ監督が関わってるだけあって、ところどころで目を背けたくなるような描写もあるんだけど、海岸近くの風景が映画に悲しみと静寂を漂わせていて実に美しく、映画に品格すら与えてるんじゃないかな。パンフが売り切れてて買えなかったのは残念だったなぁ。 | ★★★★☆ |
| エル・タロット | 16才の頃、その地で知り合った美女の記憶に呼び戻されるように、40年ぶりに故郷の町に戻った作家。丘の上に住む美女と自分に何があったのか。封印されてしまった記憶の扉が少しずつ開かれていき、予想外の事実が明らかになっていく様は実にスリリングで、思春期の少年が抱く性への衝動も美しく描かれており、なかなか見応えがあるんだけど、オチがもったいないんだよなー。終盤までかなり上手いこと持っていってるのに、オチがあれじゃ、ちょっと納得いかない。 | ★★ |
| カンニバル | ドイツの鬼畜監督アンドレアス・シュナースの作品をこれと"マニアック2001"の2本連続鑑賞。はっきりいって苦行。いくらホラーが好きとはいえ、シュナースの映画を2本続けてみることほど辛いことはないぞ。マジ頭が狂いそうになってくる。えーっと、こっちは一応、カンニバルってタイトルの通り、人肉食らう変態殺人鬼の話でした。終わり。 | ☆ |
| クリスマス・テイル | スパニッシュ・ホラープロジェクトより。ある日、子供たちが穴の中に落ちた女性を発見するが、彼女はテレビで指名手配が流れていた凶悪犯だった。子供たちは彼女を穴の中に閉じ込め、子供ならではの残虐さで彼女の金を奪おうとするが、彼女が死んでしまい、そこから彼らの恐怖が始まった。なんか、スティーブン・キングが書きそうなネタだけど、これもなかなかストーリーにひねりが効いていて、面白かった。ネタバレしちゃうと、彼女が死ぬ前、子供たちがホラー映画で見た呪いを彼女にかけたことで、彼女がゾンビとして復活しちゃうんだよね。子供とはいえ、悪行の報いはちゃんとやってくるという救いのなさが、いかにもスペイン、ヨーロッパらしくて、コメディタッチな中にも、陰惨な雰囲気が漂っていてたまらないです。前半のキッズムービーのような装いから、後半一転してゾンビ映画になるっていう裏切りぶりも最高! | ★★★ |
| 死の王 | 中途半端な評価はできない。最強であり、最悪である。連鎖する死を表現したと思われる理解しがたい映像。その中で、死は確実に訪れ、全てを無にしてしまう。橋を映し、そこに名前と職業、年齢を入れる。それだけでそこがどんな場所か語り尽くす。怖いと思うより、静かな嫌悪感と、語られる情報の無意味さが映し出されているようで胸に残る。自殺する前、人を殺す前、自らの意志でそれを行おうとする時、実は人は静かに自分を捨て去っている。ただ、死に、殺す。そこに意味はないし。殺人鬼の心理を語るシーンがあった。凡庸で退屈な生よりも、人々の記憶に一瞬でも残る生の方がどれだけ意味のある物かを語る。実はそんな生に意味など無いのに。腐り落ちた死体に意味はない。この映画が語りかけてくるのは”死”という”無”だ。 | ★★★ |
| サイレンス 血の呪 | 久しぶりに酷い映画だなぁ。ジェラール・ドパルデューが出てるサイコ・サスペンスだからと思って、わざわざWOWOWで録画して見たのに・・・。さっぱり意味が分かりません。なんかこう、クローネンバーグ監督のように、訳の分からない映画を、なんか凄そう!って思えるように撮ってくれるなら大歓迎なんだけど、この映画ってば、それ以前に何が凄いのか分からないし、意味も分からないし、確かに血の呪いって謎が隠されてるみたいだけど、意味あらへんやん、それじゃ・・・。なんか映画的にはデ・パルマの「悪魔のシスター」みたいな感じもしないではないけど、比べちゃデ・パルマに失礼だな(笑) | ★ |
| 産婦人科 | スパニッシュ・ホラープロジェクトより。監督は70年代の大傑作ホラー「ザ・チャイルド」のN.I.セラドール。知り合いの女医の住居兼診療所に間借りをする代わりに裏稼業の堕胎を手伝うハメになった、シングルマザーの看護婦。隣の家に通じるドアから聞こえてくる不気味な音、娘の異変、この診療所で何かが起こり始めている・・。と、まぁ場所も設定も、ホラーとしては申し分ない状況で、怪奇現象が起こり始め、期待も自然と高まっていくんだけど、うーん・・・。一言で言うと、メチャクチャ中途半端。面白く成りそうな状況や、設定、伏線までも、ほったらかしでとりあえず70分でオチだけ付けてみましたって感じかなぁ。テレビドラマとして制作されてるから、時間が限られているのは仕方ないにしても、ちょっと酷すぎ。 | ★☆ |
| シュラム | 長いのでこちらへ | ★★★★ |
| スパズモ | 「人喰族」のウンベルト・レンツィ監督による、70年代のイタリア残酷映画=ジャーロ史上、最もビザールな傑作。まず、森の中で女の死体を発見するカップル。しかし、その死体は非常によく出来たマネキンだった。そして、別のカップルが、海岸を歩いていると、砂浜に倒れる一人の女。しかし彼女は気を失っているだけで、目を離した隙に消えてしまう。のっけから、死体と思わせて裏切るパターンを二つ続けて、観客を戸惑わせる。そこから、始まる物語は、全く先の予想が出来ない迷宮へと迷い込んでいく。多少、雑な展開もあり、用意された伏線も残されたままの部分もあるが、その消化不良すら、心地よい謎として見る事が出来る。やっぱり、この頃のイタリアンジャーロって面白い。この映画はその中でも、かなり面白くて、ギミックに満ちた傑作だと思う。 | ★★★ |
| SAW ZERO | えーっと、あの「SAW」とは全くなんの関係も無い映画です。タブロイド紙の記者が失踪者が続出している村へ取材に行き、不可解な事件に巻き込まれ、次第に彼自身もその悪夢の中心にいるかのような錯覚に囚われ始めるという、かなりの不条理映画。つじつまが合うとか合わないとかは関係なく、ストーリーが進むので、だんだん、この映画はどこに向かって、一体何を言いたいのか、どーでもよくなってくるんだよね。だって、どれだけ理解しようと努めたところで、所詮は不条理映画。理解することなんて不可能やもん。こういう映画は、見せられる映像を、ただありのままの事実として捉えて、全てのパーツが出揃ったところで、考察をするのが一番。リンチの「マルホランド・ドライブ」みたいなもんやね。そりゃまぁ、あんなに良く出来た映画じゃないけどね(^^; | ★★☆ |
| 大脳分裂 | アルバトロスが放つ精神分裂最終サイコ兵器!こりゃ凄いす。久々に脳みそ沸騰しそうな映画に出会ってしまいました。明確な区切りのない4話から成る話なんだけど、とても文字に出来ない内容ばかり。いろんな鬼畜映画を見てきたけど、ここまで描いた映画は"鬼畜大宴会"くらいか。例えて言うなら、ホドロフスキーの残酷さと、アルジェントの映像と、リンチのアングラと、ジャーマンの前衛、クローネンバーグの狂気、それらが凝縮されて、奇跡的に映像として目の前に繰り広げられた感じかな。そう、この映画、美しいんだよ。悔しいくらい。哲学的なことなど何もないはずで、本能だけで動いているような映画。しかし、本能だけで動いているからこそ感じる哲学。どんな映像作家も実現し得なかった大いなる矛盾が、当然のようにここにある。まだ、この映画を作った面々は若すぎるゆえ、映画としての完成度は低いが、この調子で映画を撮り続けたらどんな映画を撮ることになるのか、恐ろしくも有り、楽しみでも有り。 | ★★★★ |
| ドイツチェーンソー大量虐殺 | こーーーーーーーーーーーんな映画に、まともな評論などクソ食らえってなモンなんだろうけどね。あの「悪魔のいけにえ」にも匹敵するほどの異様なテンション。恐怖と笑いは紙一重と言うことを痛感させられるほど、怖すぎて笑える。何から何まで凄い。虐殺と屠殺とレイプとチェーンソー。監督は何を考えてこの映画を撮ったのだろう??心からの疑問ではあるが、決して知りたくない。 | ★★★★ |
| ネクロマンティック | 死の王と同じ監督がその前に撮った死姦の映画。このテーマを正面から受け止められるほど僕は大人じゃない。良識がある無いじゃなく、そう言うモラルを超越した映画。穿きそうになるほどの嫌悪感に襲われるが、余りにエロティックであるのも確か。性の奥深い欲求をありのままに映し出されると、観ているこちらも正直になるしかない。傑作ではあるが、二度と観たくない。観なくとも、頭から離れることはないからだ。 | ★★★ |
| バーニングムーン | あー、狂ってるよ。まともな人間が撮る映画じゃないよ。ここまで狂ってるのは、「ネクロマンティック」の監督くらいじゃない?でも、こいつにはなンの哲学も主義もメッセージもない。ただ、ただ、臓物を映したいだけなんじゃないか?って思うほど、鬼気迫る映し方。凄いっちゃー凄いが、観たことを忘れてしまいたいよ。マジで。 | ☆ |
| ビースト 獣の日 | う〜っむ、アナーキーで、インモラルで、そーいう事を言い出したらキリがないんだけど、なんだろね、この映画。現代に蘇る悪魔を描いてはいるし、実際、ヤギの姿で現れた悪魔には無茶苦茶ゾッとしたけど・・・う〜ん、言葉にならない(^^;; | ★★☆ |
| ブラッディ・マロリー | こりゃまた、バカな映画だなぁ〜。日本のアニメが好きなフランスの映画監督が撮っただけに、アニメのような演出がすげーの。結婚した男が吸血鬼で、結婚式の日に正体が分かって殺しちゃったことから、モンスターハンター(笑)になっちゃったマロリー。オカマで戦ってもネイルばっかり気にしてる武道家と、相手の思考に入り込んで操ることが出来る少女の3人でチームを組んで、フランスを揺るがす怪奇事件に挑む!んだけど、まぁ、基本はおバカ映画ですから。バチカンの教皇が誘拐されちゃって、彼を苗床にした悪魔復活を阻止すべく、敵地に乗り込んでいく3人。そこで待ち受けていたものは・・・。ってスケールが大きいんだか、小さいんだか、時々わかんなくなるようなチープさ。金のかかった「ヴェガス・イン・スペース」を見てるような気がしてきた・・って誰もわかんないか(^^;;訂正、ド派手でアニメ風味に味付けした「アンダーワールド」って言った方がいいか。 | ★★ |
| フロンティア | うわちゃあああああああ、こりゃまた、えげつないにも程があるわあっぁあああああ!「ホステル」がガキの戯れに見えてしまうほど、残虐で凄惨極まりない拷問の数々。映画でここまでやっちゃっていいのか???数千本もホラー映画を見てきた俺が、こんなことを言っちゃうなんて、それこそ信じられんのやけど、映画としての表現の限界を軽く振り切っちゃってます。なんだろ、喉から手を突っ込まれて、胃の中をがぼがぼと掻き回されたような気分。とにかく、血・血・血。それも飛び散るだけの血ではなくて、肉の塊ごと飛び散っちゃったり、いや、それなら一瞬で終わるからいいよ。切り刻まれて逆さに吊るされて、緩やかに訪れる死、冷凍室に閉じ込められて凍りゆく体。こういう目にだけは絶対に合いたくないと思わせるようなシーンが次から次へと出てくる。何より、ブタ小屋の奥に作られた牢獄から脱出するために、ブタの糞が積もった床を掘り返して、糞尿の混じった水の中を通り抜けるって、そんなの傷ついた体で絶対やりたくないから。逃げるとはいえ、どんな病気になることか・・・。基本的に「悪魔のいけにえ」のパターンを踏襲したストーリーでありながら、その残酷描写の振り切れ具合で、全く別の次元の恐怖を描いてしまった。これこそ上映禁止、ビデオ発禁処分にすべき悪意に満ち溢れた映画でしょう。こんなの、一般の人に見せる映画じゃないよ。マジで。 | ★★★★ |
| ベイビー・ブラッド | 珍しいフランス産のスプラッター映画。悪魔のとり憑いたヒョウにレイプされたサーカスの猛獣使いの女。妊娠した彼女は、その腹に宿った胎児に命令されるままに人を殺し、その血を飲み続ける。そして、ついに悪魔の子供が此の世に生まれ出る・・・んだけど、まぁその悪魔っつうのが、人間が此の世に生まれ出る前から存在していた生命で、人間の体内より生まれ出でて、新たな進化の過程を辿り、人間にとって代わろうとする生命って設定。で、劇中で、女が胎児に、その取って代わられるのはいつになるの?って聞くんだけど、それが50億年後だそうで・・・それまで、海に戻って、進化していくそうで・・・いいよ、生まれて。勝手にゆっくりと海でどんな姿にでも進化してください。もうそんな先の話なんて、うちらには関係ないから・・・と、まぁそれなりに血の量もあっていいんだけど、基本的な設定で大間違いしてるよーな映画でした。関係ないけど、胎児と会話する女を観てると、自分の怪物と化したチン○と話すって「ブレインダメージ」って映画を思い出しちゃった。なんか似てるよ、この二つ。 | ★☆ |
| 変態村 | すんげータイトルだけど、確かにストーリーもかなり異常。旅回りしている歌手の男が、道に迷って泊まった村。そのホテルの主人が頭のおかしい奴で、彼を監禁して、いなくなった嫁の代わりをさせようとする。残酷描写はほとんど無いんだけど、映画の雰囲気が異常に冷たく感じるので、実際のストーリー以上の恐ろしさを感じる。って、なんだか、凄い映画のようなコメントになってきたけど、実際は見終わって直ぐにどんな映画だったっけ?って思い出すのも大変になっちゃうような、中身すかすかの雰囲気だけの映画なんだけどね(笑) | ★★☆ |
| ベビールーム | スパニッシュ・ホラープロジェクトより。「ビースト 獣の日」「ハイル・ミュタンテ!」の監督による屋敷系ホラーなんだけど、これが過去のホラーとは全く違うテイストの幽霊モノ。赤ちゃんの部屋に設置した監視カメラに映る幽霊の正体は?簡単に書くとそれだけの内容なんだけど、主人公の男の追い詰められ具合とか、いつの間にかこの世とは違う世界に通じるドアを開けてしまう流れの巧さとか、実に見応えあり。軽めの「シャイニング」って所でしょうか? | ★★★ |
| ホテル | 多分、「ホステル」が発売されるのに合わせて持ってきたんだろうけど、何だこれ?ドイツのサスペンス映画で、とあるホテルに就職した新人女性。そのホテルでは過去に一人の女性が行方不明になっていて、自分も次第にそのホテルの不可解な状況に巻き込まれていく・・・って、全然そんな感じじゃないんですけど(^^;なんていうか、何にも起こらないんだよね。なんかおかしいかもしれないんだけど、ただ単に職場に馴染めないだけのようにも見えるし、それでいて、ホテルの裏にある森にまつわる不気味な人形がホテルの中のガラスケースに飾られていたり、ホント微妙にムードを盛り上げようとしてるんだけど、ただひたすらに退屈。で、ラストシーン、おいおいおいおい、その展開はどーなの?唐突過ぎるにも程があるやろー。こういうラストを持ってくるんやったら、それまでの不安の積み重ねが大事なのに、これじゃあ訳わかんないから。 | ★ |
| マーターズ | 普段、見た事のない映画をDVDでいきなり買うなんてことは滅多にしないんだけど、劇場公開時に、とんでもないホラーが出てきたという評判は聞いていて、賭けのような気持ちで買いました。冒頭から、傷だらけのボロボロの姿でどこからか走って逃げ出す少女の姿。彼女は施設に入れられ、そこで自分を理解してくれる一人の少女と仲良くなる。そして、10年後、少女は自分を監禁した者たちを見つけ、もう一人の少女と共に、その家へ乗り込んでいく。確証もないまま、そこに住まう者たちに容赦ない復讐を遂げていくが、果たしてこの家は、本当に少女を監禁した者たちの潜む家だったのだろうか?全ての謎が明らかになった時、彼女たちに、本当の、恐怖が、襲い掛かる。普通のホラーなら、前半だけで一本の映画にしてしまうところを、この映画は、その先を作り出してしまった。どんなホラー映画も描いたことが無い、この世界。全ての恐怖を突き抜けた先に、何が見えるのか。いや、こんな売り文句って、正直よくあるじゃないですか。コケオドシ的な使われ方として。でも、この映画は別で、本当にその世界を描こう、いや、観客に想起してもらうことに果敢に挑戦している。映画の最後に、とある登場人物がつぶやく一言、この一言が、更なる深淵へと引きずり込んでしまうんだよなぁ・・。あ、スプラッター描写が、超絶に凄まじいので、血が出る映画が苦手な人は、絶対に見ないほうがいいっす。 | ★★★★☆ |
| マニアック2001 | えーっと、どっかの町に迷い込んで一人一人殺されていく話だっけな?あれ?それはカンニバルだっけ?もう混じっちゃって分からないっす。見たことを後悔するどころか、これを作った監督に憐れみさえ感じてしまう究極のクソ映画。まぁ、この映画の原題、”VIOLENT SHIT”やから、その辺、監督も自覚してるんだろうな。・・・でもだからこそ、自虐的に見たくなるのがシュナースの映画・・・なんだろうか。いや間違ってるよ、きっと。 | ☆ |
| リアル・フレンド | スパニッシュ・ホラープロジェクトより。ジョニー・デップ主演の「ナインス・ゲート」の脚本家による初監督作品。少女が空想した殺人鬼が実在化して襲ってくるという、なかなか面白そうな題材やし、前に見た2本がかなり面白かったので期待してみたんだけど、うーん、イマイチ・・・。せっかくのネタが巧く活かせて無い上に、ラストがどーにも納得がいかないんだよなー。出てくる殺人鬼も、「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスだったり、ノスフェラトウだったり、いいキャラクター使ってんのに、もったいないなー。 | ★☆ |
| ROOM H−6 | スペイン産のサイコサスペンス。若い頃、過ちから恋人を殺してしまった男が、出所後、老ホテルを遺産相続。そこで、幾人もの人たちを連れ込み、監禁の上、殺してしまうという話。その動機ってのが、過去の犯罪を教訓に、どこまで自分は誰にもばれずに殺人を犯すことが出来るか?という実験のようなもので、しかも、すべての殺人を克明に日記に記していた。凄い傑作というわけでは無いけれど、この映画自体の異常な感覚は特筆すべきものがあると思った。後味もかなり悪いし。 | ★★ |
| REC | 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド」と同じP.O.V.(ポイント・オブ・ビュー=主観撮影)で製作されたパニックホラーだけど、一応、プロのカメラマンが撮っている設定になっているので、(逃げ惑うシーンは別として)他の2作ほど画面酔いはしなかったね。ウィルス感染により凶暴になった人間に襲われる映画なので、感染者たちの動きが早く、しかも、「28日後」や「アイ・アム・レジェンド」のような屋外ではなく、封鎖されたマンションの中で繰り広げられるので、逃げ場が限定され、とにかく緊張しっぱなし。上映時間は77分と短いけど、冒頭10分はかなりのんびりとした消防隊員へのインタビュー映像が続き、こんなぬるい映画なの?って心配しちゃったけど、マンションに入ってからは、畳み掛けるようにパニックが襲ってきて、まぁ疲れる疲れる。驚愕のラストシーンまで、テンションが落ちることなく、一気に突っ走りますよ。特に、ラスト10分、屋根裏部屋のシーンは、それまでのハイテンションから一転、暗闇の中に潜む何かにおびえるという、緊張感溢れるシーンに。いよいよ、正体を現したそれは、本当に見てはいけないものを見てしまったような感覚に襲われるほど、強烈な恐怖感でした。これもハリウッドでリメイクされるらしいけど、うーん、外国語の映画は全部リメイクしちゃうのね、ハリウッドって。アメリカ人って、そんなに英語字幕や、吹替え映画は見たくないんか? | ★★★ |