| タイトル | 感想 | 評価 |
| 悪魔の追跡 | そういや、昔、この映画のチラシを500円出して買ってるんだよね(笑)偶然、悪魔を崇拝する教団の儀式を目撃してしまったことから、追いかけられる二組のカップル。楽しい休暇が一転、恐怖のドライブとなる展開は、今となっては使い古されたネタだし、途中、誰が死ぬわけでもないので、盛り上がりに欠けるといえば欠けるんだけど、追いかけてくる人たちがどこにいるかわからず、神出鬼没、どこに行けば安全な場所になるのかが分からない恐怖が延々と続くのは、それだけでかなりのストレスを感じる。それに加えてあのラスト、当時、これを映画館で見た人たちのショックは計り知れないだろうなぁ。 | ★★★ |
| 悪霊喰 | タイトルからして、おどろおどろしいホラーかと思ってたら、これが、実によく出来たオカルト映画でした。カトリックって、死ぬときに司祭が、信者の罪を許して、天国に送るんだけど、カトリック信者でない者や、自殺した人を、司祭は罪を許すことが出来ない。そういった人たちの罪を食って、魂を天国へ送ってしまう”罪喰い”という存在に関する物語。残酷なシーンも若干あるものの、血が飛び散るとかって描写ではなく、とにかく重厚な雰囲気を壊さないような演出。”罪喰い”という存在自体が、カトリックにとって、許されない存在なので、その存在を確かめるため、若い司祭が調査をするんだけど、進めるうちに、”罪喰い”にまつわる陰謀に巻き込まれていき、やがて、想像もしない運命にたどり着く。このラストシーンは素晴らしかったなー。続編もぜひ作って欲しい!って思わせるラストやったし。製作途中に関係者が事故にあったり、行方不明になったりで、5度にも渡る公開延期に見舞われた呪われた作品として、全米では話題を呼んだ作品らしいっす。それを、「LAコンフィデンシャル」や「ミスティックリバー」の脚本家が、自ら脚本&監督を務め作り上げた入魂の一作。タイトルからは想像も出来ないほど、素晴らしいオカルト映画なので、ぜひ見に行って欲しい映画ですねー。 | ★★★ |
| イン・プリズン/修道女の悪夢 | えーと、んーと、確かに修道女の悪夢ではあるんだけど、それがどーした?としか言いようがない。ここまで酷いとは・・・。「耳、目、舌、手の感覚をなくし、神を感じるという怪しい儀式を行っている修道院に足を踏み入れてしまったサラ。監禁され逃げることもできず、彼女は儀式に強制参加させられ…。」ってあらすじを読むと、なんとなく面白そう(あくまで僕的にね)と思えるんだけど、実際に見ると、これがまた退屈なんだわ。演出が稚拙なのか、修道院という雰囲気が皆無。どこぞの廃屋で撮ったようにしか見えないんだよな。もちろん、残酷な描写もないので、全体的にぬるーーーいテンポで、修道女がおかしなことに巻き込まれていくだけ。時間の無駄でした・・。 | ★ |
| 大鴉 | エドガー・アラン・ポーの呪われた詩篇を、ウーリー・ロメル監督が大胆に解釈し映像化したモダンゴシックスリラー。ポーの小説と詩のみに感応した少女・レノーラ。大人になった彼女の周囲で、ポーが綴った“大鴉”の詩の不安と死が羽ばたき始め・・・(キネマ旬報DBより)って内容を読むと、お、なんか期待できそうかも・・って思ったのが大間違い。ウーリー・ロメルって、先日見た「霊廟」って映画でもラブクラフトの原作から映画を作ってたけど、これが酷かったんだ。しかもこの映画は、それに輪をかけて酷い。頑張って、幻想的で不可思議な世界を作り出そうと、映像に凝って作ってはいるんだけど、出演している俳優が、もんの凄く安っぽいから、全然雰囲気が出来てない。しかもストーリーは破綻しまくってるので、意味不明。殺人シーンも全然ダメ。久しぶりに、早送りしちゃいましたよ・・・。 | ☆ |
| ガーディアン | 宗教と言うよりも、樹木の精の物語なんかな?まぁ、宗教的な匂いがするからいいか。えーっと、結構公開当時は大袈裟に宣伝されていて、結構期待持たせる予告編だったんだけど、見てみてがっかり。全然怖くないでやんの。子供をさらう樹木の精っていうものの怖さが感じられないから仕方ないよね。もっと迫力のある造形にしてくれたら、もうちょっとは? | ★ |
| ギャザリング | クリスティーナ・リッチ主演のキリスト教系ホラー。イギリスのとある町(名前忘れた)で、紀元1世紀に建立された教会が埋まっているのが発見される。その教会の壁には10人ほどの男女の像が彫られており、その壁を向くように十字架にかけられたキリストが立てられていた。時を同じくして、町外れの道で、一人の少女が車にはねられる。幸い、軽傷で済んだが、彼女は記憶を無くしていた・・・タイトルのギャザリングとは、集う者という意味で、その集う者たちの正体が、この映画の肝として語られていく。彼らは何のために集い、そして去っていくのか?ちょっと「グランドツアー」っぽいなーって思ったけど、こちらの方が、よりシリアス。1世紀に立てられた教会と、集う者立ちの関係、そして記憶を無くした少女と、謎の青年。様々な謎が交錯しながら、クライマックスへとなだれ込んでいく演出は怖くはないけど、悲しみに満ちていた。詳しくかけないのが、申し訳ないけど、なかなかの良作。 | ★★★ |
| ゴッド・クローン | 何で今更、こんな数年前に作られて、そのまま忘れ去られてるようなB級アクションホラーを見てしまったのか、自分でも良く分からないんだよね(^^;まぁ、強いて理由を挙げるとすると、テレンス・スタンプとウド・キアーが出てたからかなー?映画のストーリーとしては、キリストの復活を目論む秘密結社が狙う、キリストにまつわる秘密を封じ込めた聖なる箱。その箱を先に手に入れるために、父の意思を継いだ一人の青年と、女性の歴史学者、そして神父が箱を捜し求める・・・って、あれー?これって「ダ・ヴィンチ・コード」ぢゃね?深いテーマの割にはあっさりとストーリーが進んでしまうんだけど、意外と見せ場もあったりして、実はダ・ヴィンチ・コードよりも分かり易く、僕的にはこっちの方が面白かった(笑)イギリスで製作された映画らしく、はっきりとした結末をつけていないラストもグー。でも、この内容、バチカンとかが知ったら、「ダ・ヴィンチ・コード」以上に問題になったかもね(^^;; | ★★☆ |
| サイレントヒル | 最高に怖いゲームとして日本のみならず、アメリカでも大ヒットを記録したコナミの「サイレントヒル」を原作に、「ジェヴォーダンの獣」で驚異的なビジュアル・センスを披露したクリストフ・ガンズ監督が見事なホラー映画を作り出してる!すげーよ、この完成度は!!常に火災による灰で白く煙ったような映像が見通しの利かない不安を駆り立てており、闇が降りてきてからの異様なクリーチャーたちがうごめく世界は、怖さと気味悪さ、そしてある種の絵画のような美しさもあり、非常に見応えアリ。特にゲームでも登場したという「レッド・ピラミッド」というキャラクターは秀逸。また、「バイオハザード」のように強いヒロインではなく、「ザ・リング」のように武器を持たない普通の母親が、得体の知れない存在に立ち向かっていく姿は、追い詰められるような絶望感を伴うので、怖さも倍増。クライマックスでは一応、謎らしき謎は、ほぼ明らかにされるんだけど、実は何も解決していないんじゃないか?と思わせるあのラストシーン!なんともいえない余韻をもって終わるのが、僕的には最高にいい!(このラストはかなり好みが分かれるやろうな・・・)しかも、恐ろしいことに、この映画は、13日の金曜日のように、出るぞ出るぞと音楽で盛り上げて、一度外してから、驚かせるというハリウッドホラーの定番を一度もやってません。完璧に作りこまれた映像と、計算された音楽、キャラクターの存在感があれば、こけおどしは必要ないという監督の自信の表れなのか、確信犯なのか。ありきたりのハリウッドホラーに辟易している方には、絶対のオススメ!(但し、グロい殺人もあるので、そういうのが苦手な人には絶対オススメできませんが・・・) | ★★★★ |
| サスペリア・ナイトメア | 冒頭のシーンから、70年代のオカルト映画の雰囲気を湛え、期待を抱かせる。海に囲まれ、外界から隔離された島で行われる奇怪な儀式。日本のタイトルからはB級テイストのホラーかと思われてしまうが、実は今時珍しいほどの正統派オカルト映画。まぁ、もうちょっと謎に恐怖を感じる演出だったらもっと傑作になっていたんだろうけど、それは贅沢かな? | ★★☆ |
| ザンガディクス | 80年代後半のホラー映画の良かった部分を巧くまとめたような映画。ザンガディクスと呼ばれる悪魔を呼び出すまでを描いてるんだけど、それを産ませられるヒロインと、謎の7つ子、そして悪魔を呼び出そうとする博士。う〜ん、ホラーとしては非常にベタな設定。だけど面白いから許す(^^) | ★★★ |
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| ジャンク・シティー 屍肉の館 | いやー、これは「吐きだめの悪魔」より性質が悪いよ・・・アメリカじゃカルトホラーとして人気を博したなんて書いてあるけど、こんなの見て喜べるアメリカ人って、やっぱバカ?って、そんなの中古ビデオで買ってきて見てる僕も相当のバカなんだろうけどさ(^^;死んだカルト宗教の教祖が自分の魂を液体にして保存。それが貯蔵されているアパートに引っ越してきた若者が、既にその仲間になっている住人に騙されてそれを飲んだら、身体がドロドロに溶け出し、人を殺さないと元に戻れない体になってしまう。まぁ、とにかくその描写の汚いことったら、ホントにどうしてくれよう。汚いホラー映画は数あれど、ここまで酷いのは珍しいよ。とてもオススメできるものではございませんので、ご注意を・・・ | ★ |
| シンシア/悪夢の惨劇 | あ、なんか凄いいいじゃん。期待しないで観からかもしれないけど、ストーリーが凄いしっかりしてるね。どんでん返しの繰り返しだけど、全然無茶なところがないし、飽きさせないし。主題歌がGuns'n'Rosesってのが一番不明だな。結構メジャーな映画なんだろうか?? | ★★☆ |
| 新・死霊のしたたり | 昔「悪魔のサンタクロース」って映画があって、"SILENT NIGHT,DEADLY NIGHT"って原題でした。で、この映画、「死霊のしたたり2」のブライアン・ユズナ監督の作品だから「新・死霊のしたたり」なんてタイトルがつけられてるけど、原題は"SILENT NIGHT,DEADLY NIGHT4"なんだよね。いや、まさかこの映画が4まで作られてるとは思わなかったので。ちなみに3は邦題「ヘル・ブレイン」って言って、僕がこれまでに見たホラーの中で最低最悪の映画です。って、なんでこんなウンチクばっかり書いてるかって言うと、映画自体の内容がないから(^^;いや、マジでなんじゃこりゃ?って感じの話で、初めこそ、屋上から飛び降りる謎の女性から始まって、お、これは結構いけるかも?なんて思わせるけど、後は延々と謎解きに終始。スクリーミング・マッド・ジョージが作った変な虫のクリーチャーは出てくるけど、別に気持ち悪くないし・・・。で、DVDのジャケットがビデオのジャケットと変わってたので気づかなかったんだけど、このジャケット見て、はるか昔に一度見たことを思い出しちゃった。でも全然内容覚えてなかった(^^;その程度っす。 | ★☆ |
| スケルトン・キー | 脳卒中で倒れた旦那を持つ老夫婦が住む ニューオーリンズの田舎町へとやってきた美しい女性。 彼女を待ち受けていたのは想像を絶する恐怖の体験だった。 すべての扉を開くことができるマスターキーで 一つだけ開かない扉、その奥に隠された事実とは・・・ 先が読める展開だなーってたかをくくってみていたら、 ラストはとんでもない結末になって、びっくり。 基本的にはよくある「屋敷モノ」ホラーなんだけど、 雨の多いニューオーリンズに、しかも家の周りは沼だらけと 初めから終わりまで、画面が湿った印象を与えていて、 纏わり付くような湿気が、気味悪さを増幅させてました。 この映画、未公開でDVD直行なんだよね。もったいない。 これがホラー初主演となるケイト・ハドソンが好演。 | ★★☆ |
| スティグマ−邪神降臨− | これはやっぱり小説で読まないと面白くないだろうなぁ。犠牲者のはずの子供とその親、そして彼等を守る男。更に子供を狙う狂信的な女。その四角関係が微妙に崩れていく様は、活字でこそ生きてくるはず。もしくはもっと腕のいい監督でないと描けないよ。この映画が、”オーメン”の出来損ないのようなこんなB級映画になってしまったのも、全て脚本の悪さと演出の稚拙さだろう。それと、観る前からラストが分かってしまうような副題も止めて欲しいな・・・ | ★☆ |
| 第七の予言 | デミ・ムーアを初めて見たのってこの映画だったよなぁ。聖書に記された人類滅亡の七つの予言。その最後の一つが自らのお腹に宿った子供の誕生だとしたら・・・デミ・ムーアがそんな悲劇の母親役を熱演。徐々に迫り来る終末の時が、非常にテンポ良く描かれていて、ラストシーンは涙無くしては見られない。人類を救う大きな愛の映画だね。 | ★★★★ |
| ダブル・ビジョン | うーん、途中まではかなり面白かったんだけどなぁ。段々組織ぐるみっていうのが分かってきた頃から、話がおかしくなってきて、物語が進もうとしている方向を見失ったって感じ。双瞳を持つ少女が目指すところへ行くことを阻止するのが目的なのか、それとも、自分の奥さんとの愛を取り戻すのが目的なのか、それともアメリカ人と香港人の心の交流を描きたいのか、なんか描いていること全てがメインテーマになれずに、中途半端のまま終わらせた印象。「セブン」ばりに進んでいく殺人事件は、それなりに衝撃的だし、その殺人が行われた理由が明らかになっていくのも、かなりいい線だったのに。怖さを感じさせない演出の弱さがダメだったのかも。勿体無いね。 | ★★ |
| ディーモン/悪魔の受精卵 | 「悪魔の赤ちゃん」シリーズのラリー・コーエン監督による異色作。それまで普通だった人が、突如狂って殺人を犯すという事件が続発。一人の刑事が、事件を調査すると、そこに一人の長い金色の髪を持つ痩せた男の存在が浮かび上がって来る・・・。途中までは謎が謎を呼ぶ殺人事件なのに、なぜかいきなりとんでもない方向へ。金髪の男の正体なんて、×××にさらわれて、処女懐胎してしまった女性の子供って、何それ?とんでもない方向に行くにも程があるっちゅうねん。でも、そのとんでもない方向への行き具合が、いかにもラリー・コーエンらしいので、何故か許せるんだよなー。クライマックスの対決も、どうにもこうにも意味不明。まぁ、字幕なしで観たから、ちょっと理解しづらいところもあったけどね。無茶苦茶な話ってのは、十分に伝わりました(笑) | ★★☆ |
| ディアブロ 悪魔降臨 | 悪魔の子供にまつわる話というと、「ローズマリーの赤ちゃん」と「オーメン」が有名だけど、これはその二つをミックスしたようなオカルト映画。それなりに雰囲気はあるんだけど、イマイチ盛り上がりに欠けるんだよなぁ。不吉な予兆とかがもっと緊迫して描けてたら、悪魔の子供を身篭ってしまった女性の恐怖とか、焦燥とか、見ているこちらも緊張してくるような雰囲気が生まれていた思うんだけど、そこまでではなかったかな・・。ラストシーンとか、本当ならもっと怖いはずなのに、それほど怖くなく、ふーんって感じで終わっちゃったのが残念といえば残念。 | ★★ |
| デモンズ2001 | タイトルはデモンズだけど、アルジェント製作のデモンズシリーズとは何の関わりもない。まぁ、悪魔が出てくる映画だからいいか。非常にオーソドックスな悪魔ものではあるけれど、堅実な演出がなかなか見応えのある映画にしている。カルト宗教の研究と告発をしていたがために、悪魔の教団に狙われる羽目になった大学教授。その存在を否定していたがために、目の前に起きていることを受け入れられず、深みにはまっていく様など、ホラー映画の典型的パターンだよね。最後の対決は、それほど盛り上がらなかったのが残念。そこに至るまでの残酷描写は、なかなかでした。 | ★★☆ |
| ネイムレス 無名恐怖 | スペインの新鋭ジャウマ・バラゲロ監督のデビュー作。冒頭、少女の惨殺死体が映し出され、おお?これは?!と思わせ、しかもその後の展開も思わせぶりで、雰囲気のある展開だったので、期待したんだけどなぁ・・・映画の中盤で、ほとんどオチが見えちゃって、魅力半減。それでも、それが分かっても楽しめる内容なら良かったんだけど、それ以上の謎も出てこないし、ほんとに思ったとおりのオチで終わってしまい、あーあって感じ。それでも、今度公開の2作目はレナ・オリンとアンナ・パキンなんて女優を使ってたりするので、そっちは期待できるかな?雰囲気を作れる監督だから、脚本さえ良ければ凄い映画になると思うけど。 | ★☆ |
| 呪い村436 | 周囲から隔離された小さな村にやってきた国勢調査員。調査を進めるうちに、この村はずっと人口が436人から変わっていないことが分かる。一体、この村はどうなっているのか?逃げ出そうとした女の子は町の医者に連れて行かれ、監禁されているようだ。なんとか村を逃げ出そうとしても逃げられない。やがて、彼が増えたことによって、一人の女性が、みんなの見ている前で吊るされてしまう・・・ってどんな設定やねん。無茶もここまで徹底して世界を作り上げてしまうと、不思議と成立してしまうんよね。タイトルから想像するようなグロいシーンも一切なしで、ホラー映画というよりも、オカルト映画といった雰囲気でなかなか面白かったです。もう少し、436人という数字にこだわる意味が、納得の出来るものというか、凝ったもので、そういう理由だったら、確かにこの数字からは逃れられないかもって信じさせてもらえたら、もっと面白かったかもね。 | ★★★ |
| ビリーバーズ | もうすぐ妻に子供が産まれる救急隊員。相棒と共に通報があった場所へ急行すると、そこには一人の女性が倒れており、その娘と思われる子供が傍で泣いていた。蘇生処置をしようとすると、軽トラックに乗った数人の男たちが現れ、死にかけている女性と子供と共に、とある施設に連れて行かれ・・・。狂信的な組織に関わってしまった二人の救急隊員の戦いを描いた、ごくごくありふれたサスペンスホラー。特に驚くような展開もないし、うーん、つまらなくは無いけど、めちゃめちゃ面白い訳でもないなぁって思ってた。そしたら、あのラストシーンだよ。やられたー!しかも特典映像に収録された、サイドストーリーを見て、さらにびっくり。なるほどなぁ、シンプルな作りだけど、しっかりと裏をつけた上で練られた脚本だったのね。うん、満足っす。 | ★★★ |
| ブラック・レインボウ | 彼女を見つけだしたあの小屋に、彼が入っていくラスト。彼はそこで何を見たのだろう?予言者が辿る破滅の未知を描いた映画には、”デッドゾーン”って傑作があるけど、こちらはより不幸。人の死を予言してしまい、それを変えることは出来ないのだから。話として、どうしても救いようがない。存在しないはずの黒い虹、もう七色の鮮やかな虹を予言することは出来ない。彼女が観る未来は黒い虹、人の死だけだ。 | ★★ |
| フレイルティー 妄執 | 突然、神の啓示を受けたと言い出し、人を殺し始めた父親。その突然の変化に、戸惑い止めようとする兄と、受け入れ、自分もそれに加担する幼い弟。物語は、解明の糸口をつかめない連続殺人事件を告白しに、兄が警察にやって来る所からはじまる。刑事に語られる、衝撃の告白。半信半疑だった刑事も、次第にその言葉を信じ始め・・・いやー、もうねぇ、これ以上何も書けないっす。タイトルの「妄執」という言葉の持つ、予想以上の意味の深さにびっくり。そうか、そうだったのか・・・このラストは、本当に僕の想像を越えてました。うーん、こんな映画だったとは・・・って、抽象的なことばっかりしかかけないのが、ホントに口惜しい。 | ★★★ |
| ブレス・ザ・チャイルド | いやー、この手の宗教がらみのホラーサスペンスとしては、非常によく出来てますよ。「ロスト・ソウルズ」とか「エンド・オブ・デイズ」は悪魔が降臨して、それを人類が阻止するって話だったけど、これは実は全く違ってて、降臨するのが、悪魔ではなく、神の使いだということ。現代に生まれたキリストが、悪魔の使いから様々な誘惑を受けると言う設定。これは巧い!その養母役のキム・ベイシンガーが凄い存在感。妹が捨てていった女の子を、我が子のように育て、守ろうとする姿は、誰が見ても共感するはず。そして、その神の御子として生まれてきた女の子も、悪魔の誘惑に惑い、そして切り返す姿は、本当に神々しかったです。キリスト教なんて、知識でしか知らなかったけど、こうやって映像化されると、信じるだけの価値のあるものなのかも?って思っちゃうなー。信じる神がいるという事は、やっぱり強い信念に繋がるんだなぁ。ラストシーンがまた秀逸。神の強さ、悪魔の弱さを、ちゃんと描けた映画ってなかなかないよ。 | ★★★☆ |
| ペンタグラム | 悪魔を崇拝する印としてのペンタグラム。その組織と戦うのは、ルー・ダイアモンド・フィリップス。インディアンの血を引く彼が悪魔の教団と戦うってのも何とも言えないなぁ。凄いと思ったのは、映画冒頭のビルからの飛び降りと、カースタントのみ。なんかアクション映画になっちゃってて、全然おどろおどろしさがないんだな〜。 | ★☆ |
| 魔界神父 | メチャクチャ面白くて怖いっす!聖職者であるはずの神父が告解に来た若い女性に一目ぼれしてしまう。元々偏執狂的な性格だった神父は彼女のストーカーと化し、彼女の周りに近づく誘惑を次々排除していく・・・そんなことは知らない女性は、自分の周りで次々と近しい人たちが不可解な死を遂げていくことに怯え、やがて、疑惑の目は神父へと。そこからが凄い!こんなに深くて恐ろしいストーカー映画が30年も昔にあったなんて!クライマックスで訪れる驚愕の真実は、ほんとにびっくり。こんなドンデン返しには滅多にお目にかかれないっすよ。ラストもメチャクチャ後味悪いんだけど、それでいて納得せざるを得ない。文句なしの★★★★です | ★★★★ |
| 魔鬼雨 | これも、ようやっと観たなぁ。悪魔崇拝の教団から300年前に奪った本を持つ家。300年の時を経て、時は満ち、教団がついに取り返しに襲ってくる。父、母、そして兄と次々と犠牲になっていく中、一人残った弟が、最後の戦いを挑むって、まぁ単純なストーリーなんだけどね。クライマックスで、タイトルにもなっている魔鬼雨(よくこんな邦題つけたなぁ)が教団の信者たちをすべて溶かしてしまうシーンは、マジで凄い。10分くらい、延々と溶け続けてたんじゃないだろか?そりゃ話題になるわな。その溶ける人の中に、見慣れたお尻あごが・・って、ああ!これがジョン・トラボルタか!!メイクして、素顔は分からないけど、このあごで分かるってのは凄いね。教団のトップをあーネスト・ボーグナインが演じているのも凄いっす。あんな強面にすごまれたら、そりゃ怯むって。兄役は、スタートレックのカーク船長だったりと、結構豪華キャスト。めちゃくちゃ面白いわけじゃないけど、一見の価値はあるね。 | ★★☆ |
| リーピング | うーん、この手の悪魔がらみの硬派なホラー(オカルト?)映画としては、そこそこ面白く出来てはいるんだけど、も一つ突き抜けられなかったのが凄い残念な映画。聖書に描かれた終末に向けての予言が次々に現実に起こり始め、その中心にある少女がいるという設定は悪くない。ただ、その次々に起こる悪夢のような事変が、どうにもしょぼいんだよね。こういうのって、そんな限られた地域で次々と起こっちゃうもんなの?って。その昔、デミ・ムーアが出てた「第七の予言」って映画があったけど、その時も同じこと感じたなぁ。そんな田舎町で、終末が近づいてきても、世界が終わる前兆には見えないんだよな。後半、とあるどんでん返しがあって、一応、納得させてくれるラストへとつながっていくんだけど、なんか釈然としない。もったいないなぁ。 | ★★☆ |