| タイトル | 感想 | 評価 |
| 愛欲のえじき | 死体しか愛せない女性の物語ってことで、かの愚作”ネクロマンティック”を思い浮かべながら見たのですが、70年代、さすがにそこまでの描写はないです。それどころか、こりゃ、かなり恋愛映画的雰囲気の傑作でしょう。なんてったって、主題歌がいい!らぁぶみぃ〜でぇっどりぃい〜と絡みつく様なねっとりとした歌声で、死体しか愛せない女性の哀愁を誘う!!ようやく生身の男性と恋に落ち、結婚までしながらも、その身を預けることが出来ず、死体愛好者の会合へと出向いてしまう。いやー、哀しい性ですねぇ・・・らぁぶみぃ〜でぇっどりぃ〜”死ぬまで愛して”という言葉がこれほどまでにマッチする恋愛映画は他にないでしょう。 | ★★★ |
| 赤い影 | なんて雰囲気のあるオカルト映画なんだ!!冒頭、娘が池で溺死するシーンに全ての鍵は隠されていたのか。明確な物語はなく、ただ娘を失い傷ついた夫婦の不安と葛藤を描き続ける。そこに盲目の預言者とその姉が絡んできたり、物語はより不可思議な様相を呈する。しかし、この映画が本当に描きたかったもの、描こうとしたものは、そういう不穏な空気ではなかった。すべてが終わったときに気付く謎。すべては冒頭のあのシーンで示されていたのに、それに全く気付かない。物語の途中でインサートされていた数々のヒント、予兆、幻想が、全てプレイバックするラストシーン。ああああああ!!!そうか!そういう事か!何てことだ!!!って。男が追いかけた赤い影。それは、娘の幻影でも、妻の妄想でもなかった。男がその正体を知ったとき、物語は驚愕のラストを迎える。 | ★★★ |
| 悪魔の赤ちゃん | わはは。これでいいのか?この映画(^^;ラリー・コーエン監督、笑激のデビュー作にして大ヒット作。ある夫婦の間に産まれた子供は、とんでもなくでかくて、とんでもなく力が強く、とんでもなく邪悪な赤ちゃんだった!でも、そんな赤ちゃんがいる訳がないと、看護婦や医者を殺して逃亡しても、これは誰がやったんだ?ってオイオイ。赤ちゃんしかおらへんがな。いやぁ〜、その他にも馬鹿馬鹿しいシーン続出。これでパート3まで作られてるんだから、凄いよね。 | ★☆ |
| 悪魔のしたたり | 原題"Blood sucking freaks"が示すとおりの最低最悪血みどろ変態映画。これだけホラーを観てきたら、大概のものは平気なんだけど、これは別。もの凄い気分悪くなった。地下劇団での惨劇を描いてるんだけど、もうその描写が正気とは思えない。いや、ナニもかもが狂ってるとしか言いようがないっす。キ○ガイが撮ったキチ●イ映画。そりゃ、一般のビデオレンタルから姿も消すわな。 | |
| 悪魔の性キャサリン | 意味が分からん。いや、描きたいと思われる方向はわかるんだけど、映像として、全く描けてないんですよ、これが。キャサリンという女性は、おそらく、悪魔復活のための重要なファクターなんだろうと思われ、彼女を奪おうとするものと、守ろうとするものの戦いを描こうとしてる、いや、描こうとしているのかも疑問。キャサリンを演じてるのは、ナスターシャ・キンスキー、彼女を使い悪魔復活を目論む神父にクリストファー・リーと、この手のオカルト映画としては最高のキャストを配しているはずなのに、なんで出来上がったのがコレなんだろう??ナスターシャ・キンスキーが見たい人以外には、オススメ出来ない映画っすね。 | ★☆ |
| 悪魔のホロコースト | 内容は、まぁいわゆるナチスの女囚モノなんすが、これが意外に内容がしっかりしてて、退屈せずに見れました。元貴族の女性が、ナチスの収容所に収容され、その所長が、昔、自分にしつこく求愛をしていた男。絶対的な権力を振りかざし、女を手に入れようとするが、必死に抵抗し・・・という話。多分、ソフトポルノとして製作されたんだろうな。全編に渡ってぼかしの嵐です(笑)身体検査のシーンなんて、画面全部がぼかしに埋まってました。恐るべし。ナチスの収容所ってことで、それなりに残酷なシーンも出てきて、裸と殺しのオンパレード状態。いやー、こりゃーマニアにはたまらんだろうな・・・って、僕はマニアじゃないから(^^;ラストはかなり意外な終わり方で、ほんのちょっぴり感動。 | ★★ |
| ウィッカーマン | このラストは驚愕。ラスト15分、胸が潰されそうなほどの恐怖。間違いなく問題作、間違いなく怪作。独自の宗教を形成する離れ小島。そこで起こった行方不明事件。調査に乗り込んだ警部がそこで観た物。それは、常識では考えられない儀式の数々。一体少女は何処に消えたのか?必死に捜査を進める警部が最後に観た物は・・・70年代はじめの公開当時”ホラー映画の市民ケーン”と評されたそうだが、その名に違わぬ革新的で圧倒的な映画。この驚愕のラストは僕の記憶から一生消えることはないだろう。 | ★★★★ |
| エクソシスト | この頃のホラーを観て思うのは、映画の表現が今よりも自由だと言うこと。恐怖を追求するために、子供にお漏らしさせるわ、首を一回転させるわ、凄いよ。去年、シックスセンスが、そう言う表現をして、びっくりしたけど、この頃の映画は、もっと心を直接わしづかみされるよう。悪魔と人間の戦い、他の何者でもない自分と悪魔との戦い。人間を言う存在自体をかけた戦いを感じるから怖い。 | ★★★★ |
| エクソシスト・ディレクターズカット | 元々、エクソシストにそれほどの恐怖を感じていたわけではなかった。ビデオでしか見たことはなかったが、迫力こそあれ、サスペリアのような恐怖は感じていなかったと思う。今回、ディレクターズカットとなり、世紀末に復活したわけだが、やはり僕には怖いとは思えなかった。少女リーガンに取り憑くのはパズスと呼ばれるモノだ。確かに魔のモノではあるが、キリスト教でいうところの悪魔ではないはず。遺跡を発掘していた所を思い出して欲しい。恐らく中近東辺りのイスラム教圏ではないのだろうか?そんなところの魔のモノが、何故キリスト教の神父に追い払われるのか?僕がエクソシストにはまれない理由は、それだけだ。”悪魔の棲む家”で取り憑いていた悪魔は”ベルゼバブ”と呼ばれる蝿の王だった。”オーメン”のダミアンには聖書にある666の刻印があった。何故、エクソシストは異教の悪魔を登場させたのか?分からない。ただ、だからこそ、パート2で追い払われたはずの悪魔が再び取り憑いたともいえるのだが・・・この映画に関して、僕はもっと深く理解するべきだな。 | ★★☆ |
| オードリー・ローズ | ただリインカーネーション(転生)を描いただけで、特に怖くない。若き頃のA.ホプキンスは相変わらずの怪演。ま、エクソシストの後を真似てないだけましかな? | ★★ |
| オーメン | リチャード・ドナー監督が、それまで築き上げられてきた恐怖演出の数々を一気の放出したよう。初めは抑え気味に、やがて犠牲者の数が増え、ラスト20分は心臓なりっぱなし。何が起こるか分かっていても叫び声を挙げたくなる。編集の巧さ、カメラワーク、細かいカット割り、どれをとっても非の打ち所がない。これほど、オーソドックスな悪魔ものは、もうハリウッドの大作として作られることはないだろう。 | ★★★★ |
| オーメン3 最後の闘争 | そういや見てなかったことに気付いたパート3。ダミアン33歳を演じるのは、サム・ニール。うん、悪魔顔だよね〜(笑)でもパート1やパート2のような衝撃シーンはほとんどなく、だからと言って精神的に追い詰められるような展開もなく、クライマックスは意味不明。なんだこりゃ?どこで怖がっていいのか分からない、とっても不思議な映画になっちゃってました・・。今、ホラー映画の感想のところをチェックしてたら、パート2の感想も書いてなかったわ。久しぶりに見て、ちゃんと書き上げるかね。あ、あと忘れ去られそうなパート4も(笑) | ★☆ |
| 恐怖のメロディ | クリント・イーストウッドの監督デビュー作なんだよね、これって。今で言うストーカーなんだけど、映画が作られた当時はそんな言葉すらなかったはず。でも、今でもここまで恐ろしいストーカー映画って、お目にかかれないだろうなぁ。「羊たちの沈黙」以降、ありとあらゆるサイコ・サスペンスが作られたけど、その15年以上前に、すでにここまで恐ろしいストーカー映画を作り上げていたイーストウッドってホントに凄い。 | ★★★☆ |
| 暗闇にベルが鳴る | 布施明の元嫁、オリビア・ハッセー主演のサスペンスホラー。 74年の映画だってんだから、僕が1歳の頃の映画やん。 うーん、布施明の嫁時代のオリビアしか知らんから、 こんな若くて初々しい姿、なんかすげー違和感・・ 殺される女の子の中には、その後「スーパーマン」で ヒロインになるマーゴット・ギターなんかもいたりして、 当時のカワイコちゃん青田買い映画(二重に死語?) 女子寮にかかってくる不気味な電話。それが連続殺人事件の 幕開けだった・・・って簡単な話だなぁ。 これ観てて思ったけど、「スクリーム」なんて、まるっきり これのパクりやん!こっちは低予算だから、最後の最後まで 犯人は姿を現さないけどね。どんでん返しのラストといい、 今から観たら、全然意外性のないストーリーなんだけど、 当時はヒットしたそうで。 いやー、でも、扉の隙間から覗く眼は怖かったなぁ。 なんとも後味の悪いラストシーンもいい感じ。 この頃のホラー映画は、こういう雰囲気で見せるシーンが 多いから、いいよなー。 | ★★☆ |
| 声なき殺人者 | 主人公は、両親と一緒に乗った列車で事故に巻き込まれ、一人助かったが、そのショックで声を失った女性。事故から10年以上の月日が経ち、彼女の周りで次々と起こる殺人。果たして犯人は誰なのか?ヒロインが声を出せないので、助けを呼ぼうにも呼べない、意思の疎通がうまくいかないなど、サスペンスを盛り上げる仕掛けは十分。多分、「暗くなるまで待って」の亜流なんだろうけど、実に巧く犯人をミスリードしてたと思う。犯人が明かされるクライマックスのシーンの直前まで、忘れてたもん、この映画のタイトル(爆)。ホントにねぇ・・・なんでこんなタイトルつけちゃったの??てことで、★マイナス二つ。 | ★☆ |
| ゴースト 血のシャワー | 幽霊船に乗り込んでしまった人々の恐怖を描いているのだが、怖いのはタイトルにもなっている血のシャワーの場面のみ。それ以外は全然大した事なく、なんじゃそれ?でおわってしまった。 | ★☆ |
| ザ・カー | 凄い!何の理由も語られず、ただ、黒いリンカーンが人を襲い続ける。人が乗っているかも分からないと言う点だけで、スピルバーグの”激突”と差別化してるのがまた凄い。それにしても、この映画、ホントに情け容赦ないね。主人公の近しい人たち、ほとんど殺されちゃうやん。あの人までは予想できたけど、まさかあの人まで犠牲になるなんて!てっきり助かるかと思ったのに。77年製作で、未だ日本ではビデオ化されてないのか。劇場公開はしてるのにね。やっぱり車が人をはねまくるっていう題材が問題なのかな?でも、それなら、昼の1時から放送してしまうテレ東の方がもっとやばいよね。(^^;ラストシーンで、爆発炎上する車から上がった炎、凄かったっす。本来なら安堵するはずのあのシーンで、凍り付くほどの恐怖を感じた。あの車がアレで死んだとは思えない。逆に、車の中に封じ込められていた悪魔が解き放たれたようにも見える。ホラー映画のラストシーンとしては、屈指の名シーンだと思うな。うん。 | ★★★ |
| ザ・コールド/人肉嗜食者達の晩餐 | 「人肉嗜食者」なんて、えらい難しそうな言葉がタイトルにつけられてるけど、見てびっくりのトンデモ映画。3人の金持ちが、10人の若者をリゾートホテルに招待して死のゲームを仕掛けるってのが基本の筋なんだけど、映画を見ている途中で、どんな話だったっけ?と分からなくなるほど、何の脈絡もなくわけが分からないことが起こり続ける。意外な展開なんて、口が裂けても言えないほどの支離滅裂ぶり。怪しい人影が通るから、普通に殺人鬼がいて襲ってるのか?え?なんで白い煙が?てか、プールにサメ?ええ?ベッドから怪物???で、最終的には白髪の悪魔かよ!!しかも、これで終りじゃないのおお??この映画は一体なんなんだ??とまぁ、どんだけ「?」を使わせんねんって、唖然とするほどの混乱ぶり。だって、映画ももうすぐ終わりって所で、ナレーションが「終わりに近づいて物語が混乱してきましたが・・」って言っちゃうんだよ、んなアホな。 | ★ |
| ザ・サディスト/ノートルダム 異常性犯罪ファイル | 久々にジェス・フランコ監督の映画を鑑賞。といっても、この監督の事を知ってる人の方が珍しいんだけどね(^^;まぁ、裸や殺しがうにゃうにゃ出てくる映画を大量に撮っていた(る?)監督です。過去に見たのは「ブラディ・ムーン 血塗られた女子寮」って映画だったな。今回見たのは、過激な考えを持ち神学校を放校になった過去を持つおっさんが、乱れた性を正そうと、不埒なパーティに参加する男女を次々と神に代わってお仕置きで殺していくという、なかなかの狂いっぷりな映画。冒頭から、道を浮浪者のように歩いてたら、いきなり娼婦に車の中に連れ込まれて迫られるんだけど、何すんだてめぇってなごとくに刺殺。ちょうど警察が来ちゃうんだけど、別の男を誤認逮捕。その後も、殺しては、学校で同期だった男が神父を務める教会に逃げ込むんだけど、もちろん最後は追い詰められる訳で。で、相当悲劇的なラストが待ってるんかと思ったら、警察に捕まって連れられるという、逆になんともやるせないオチ。うーん、もやもやするわぁ。ところで、途中で20人くらいの男女が入り乱れる乱交シーンがあるんだけど、これって、「ブラディムーン」でも使ってなかった??なんか見た記憶があるんだよなぁ。気のせいかな? | ★☆ |
| ザ・チャイルド | 1977年の日本公開から24年。子供が大人を殺すという衝撃的な内容により、長らく封印されてきたカルト中のカルトが、遂にソフト化。スペインにある静かな孤島・アルマンソーラ。そこにバカンスにやってきた一組のカップルは、その島に大人がいないことに気付き、不審に思う。やがて、子供が老人を殴り殺す現場を目撃し、悟る。この島の子供たちは大人たちを殺している・・・一体何のために?それは、この映画の冒頭で流される歴史上の数々の虐殺が物語っている。この美しい世界を壊し続ける大人たち。世界を変えるには、大人たちに毒されない子供たちが必要だ。その手段としての大人たちの抹殺。上の世代の消滅。大人を殺すという”ゲーム”は伝染し、やがて世界中に広がる。そして子供たちが残ったとき、そこはどんな世界になるのだろうか?”誰が子供を殺せるか?”この映画の原題である。悪いのは世界を壊す大人か、それとも、大人たちを見限った子供なのか?その答えが明白だからこそ、この映画に対して感じる戦慄は、心から消えることはない。そしていつか起こりえるのでは?と思わせるのだ。 | ★★★ |
| 地獄の貴婦人 | その死体処理シーンの凄まじさが語り草になっていた問題作。ついにDVD発売になったので、早速手に入れて見ました!おどろおどろしい雰囲気で進むのかと思いきや、エンリオ・モリコーネの音楽が、妙に明るくて、シーンにそぐわないような違和感を覚える。演出もコメディタッチっぽくて、残酷なシーンが、よりアンモラルなことのように見えてくる。欲望のままに人を殺し、保険金や財産を手に入れていく一人の男と美人姉妹。その姿は、いつしか恐ろしい殺人鬼というより、欲に目がくらんで気が狂っただけの大バカ者に見えてくる。この先どうなるのか全く予想もつかない中で、とうとう最後の死体。意外すぎるラスト・・ブラックコメディのようでもあり、猟奇殺人サスペンスのようでもあり、たちの悪い冗談のような映画。でも、僕は嫌いじゃないな、こういうとち狂った映画は(笑) | ★★★ |
| ジャンボ墜落/ザ・サバイバー | タイトルからは想像も出来ないオカルトサスペンスの傑作っすよ、これは。噂は聞いてたけど、これほど面白いとは思わなかった。冒頭、街中に墜落するジャンボジェットの描写の凄いこと。ミニチュアセットとの合成だけで、これほどのパニックシーンが演出できるんだなぁ。そして、その事故で一人助かったパイロット。しかし彼は事故の時の記憶を全て失っていた。一体、何があったのか?事故現場をセスナ機で飛んでいる時、地上にはいるはずのない人たちの姿が。彼らは乗客たちの亡霊なのだろうか?この事故には何かが隠されているのか?謎が全て解けるとき、物語は全く予想だにしなかったエンディングを迎えることとなる。そのラストのどんでん返しは、10年ほど前に大ヒットした某サスペンス映画の基になったとも言われてるけど、その映画が何かを明かしちゃうと、それだけでネタバレになっちゃうんだよなぁ。ちなみに監督のデビッド・ヘミングスは、「サスペリアPART2」で主人公を演じてた俳優さん。ラストでむううと唸らされる見事なオカルトサスペンス。 | ★★★★ |
| 新・14日の土曜日 | 20年位前のコメディホラー。13日の金曜日の次の日こそが、本当に恐ろしいことが起こる日・・・叔父の死で、郊外の古びた一軒屋を相続した4人家族。しかし、その家にある古びた本は、世界を破滅させることが出来る力を持った恐ろしい本だった!家に越してきた当初から、黒猫は目の前を走り抜けるし、壁から鏡が落ちて割れてるし、テレビをつけたら、どのチャンネルに変えても「トワイライトゾーン」しか映らない(笑)10歳の弟が、偶然その悪魔の書を見つけ出し、ページを開いてしまう。その瞬間、そこに描かれた数々のモンスターが、現実に現れ始め、屋敷は徐々に怪物たちの館と化していく。といいつつも、基本的にはコメディタッチの映画だから、怪物たちがまた間抜けなんだ、これが。中学生くらいの姉が、風呂に入ろうとしたら、湯を張ったバスタブに、ジョーズの背びれのようなものが泳ぎまくってる。えらい小さいジョーズやなぁと思いながらも、気付かず入る娘。そこに現れたのは、頭にジョーズのひれのような物がついた半魚人!おいおい、そのバスタブにどうやって入ってたんや?その後も、そんな感じで、どたばたが繰り返され、あっと驚くどんでん返しもありつつ、大団円。最も恐ろしい14日の土曜日は、無事、終了・・・って、かなり人死んでるような・・・ | ★★★ |
| スナッフ | 70年代後半に公開され、本物の殺人を記録した映画として大ヒットとなった伝説の映画が遂にDVD化。喜び勇んで見てしまったわけですが・・・つまんねぇ〜(−−;めちゃくちゃくだらない話が延々と続き、よーやくたどり着いた問題のラストシーン。それまでの話が突然終わって、カメラが引いたかと思うと、ベッドに横たわる主演女優を突然監督が襲い始めた。手首切断、内臓取り出し。確かに当時としてはリアルだけど、今となっちゃ作り物丸出し。まぁ、ホラーマニアとして押えておきたい一本だったんで、観たっていう事だけで十分かな(笑) | ★ |
| ゾンビ特急地獄行き | 邦題はなんだけど、原題は「Horror Express」クリストファー・リー、ピーター・カッシングにテリー・サバラスまで出てくる超豪華な顔合わせ!内容は、1900年代初頭、シベリアで発掘された類人猿の化石が、搬送中の列車の中で蘇り、客車内をパニックに陥れるって映画なんだけど、なんてーか、その蘇った類人猿が、目から赤い光を発して、相手の記憶を吸い取って自分のものにしてしまう。んでもって、吸い取られた人間は、真っ白な目になって、脳みそはつるつるに。うーん、なんだその設定?でも、それでもリーにカッシングにサバラスまで出演させてるから、やたら重厚な音楽と、もったいぶった演出で、退屈させない。なんか騙されてる感じだけど、まー面白かったのかも。(^^; | ★★ |
| ダークナイト | これは素晴らしく良く出来たホラーっすよ!知恵遅れの青年(演じるのは「ダークマン」で悪役やってたラリー・ドレイク!)が少女と遊んでいたら、狂犬に襲われる。その男の犯行だと思った3人の男が、案山子の格好で隠れていた彼を銃殺してしまう。しかし、彼の怨霊が3人に襲い掛かる。ってまぁ、これも良くある話なんだけど、シチュエーションがとんでもなく怖い。襲われるのは3人ともいい年した親父。それが追い詰められていくんだから、本当に怖い。男と一緒に遊んでいた少女が、そこにいない誰かと話をしているシーンとか、ラストで突然現れたシーンとか、本当にぞーっとした。70年代のテレビ向けに作られた作品らしく、全然お金の掛かってない映画なんだけど、十分に怖い。久々に傑作を見たって感じだなー。 | ★★★☆ |
| チェンジリング | 今みたいに特殊技術が発達しちゃうと逆にできない脚本の練りとか、心理描写とか、カメラワークとか。この映画の謎が、本当に知りたいと思わせる物だったから、更に怖い。あの屋根裏には・・・? | ★★★ |
| パトリック | 母親とその恋人を殺し、自らも昏睡状態になってしまったパトリック。彼を看護する者はみな、精神的に追い詰められていた。身動きも出来ず、物も言わず、ただ昏睡しているだけなのに、何故か?新たに彼の担当となった新人の看護婦は、彼の恐るべき力を目の当たりにすることになる。彼は、身動きも出来ず、ものも言えぬ体になったことで、サイコキネシスの力を得ていたのだ。その力の存在を、婦長や院長に話すが、誰も信じてくれない。そして、惨劇の夜がやってくる・・。昏睡状態にある超能力を持つ男という設定は、先日に見た「メドゥーサ・タッチ」という映画と同じだが、あちらが世界を巻き込んだパニック映画だったのに比べ、こちらは一人の女性を恐怖のどん底に叩き落すという、かなりミニマムな世界になっている。とある伏線が、ラストシーンのドッキリにつながってくるのだが、これが実に面白いオチになっている。クライマックスから最高にドキドキさせた後に、最後にもう一段階ドッキリがあって、それでいてニヤリとさせられる。いやぁ、このオチをやったのは凄いよ。面白かった! | ★★★☆ |
| ヒッチハイク | 倦怠期を迎えた夫婦。美しい妻と、暴力的な夫。ヒッチハイクで若い青年を拾ったら、実は強盗をしてきたばかりの犯罪者だった・・。最近では良くある話だけど、70年代ではあんまりなかったのかな?美しい妻を暴力的に支配していた夫が、突然やってきた若い男によって、妻を目の前で犯される。しかも、その妻が、自分とのセックスよりも、明らかに感じている。自分が妻にしてきた暴力的なセックスよりも、更に酷い強姦のようなセックスに。縛られ、身動きの取れない状況で、その光景を見させられた男の気持ちは、想像を遥かに超える感情になってたんだろうなぁ。その後、予想もしないラストを迎えるんだけど、その後味は、むっちゃくちゃ悪いです・・・。誰が被害者で誰が加害者なのか、もちろん、夫婦が被害者で、ヒッチハイクの男が加害者という大前提があるんだけど、見方を変えると、妻が被害者で、夫が加害者、逆に、夫が被害者で、妻が加害者という風にも見れるんだよな。逃避行の間に明らかになっていく、誰もが持つどす黒い欲望、そんなものが垣間見られる恐ろしい映画でした・・。妻役をやった人は、「O嬢の物語」の人なので、脱ぎっぷりが素晴らしく、とてもキレイな肢体をされてました。裸でいることが、こんなに違和感が無い女性って珍しいんじゃない? | ★★★☆ |
| ヘルハウス | 幽霊屋敷を科学的に分析しようとする科学者たちと、霊能者。ベラスコと言うその屋敷の主人だった霊がその姿を現すとき・・・爆笑。すんません、あまりにあんまりな成仏できない理由に笑っちゃいました(^^;ベラスコの正体を追っかけていく展開は凄いよ。凄いんだけど、あのオチ・・・いいのか?! | ★★☆ |
| 炎のいけにえ | 太陽に黒点が増えると、自殺者が増える。映画の冒頭は、次々と不可解な自殺を遂げる人たちを映し出す。そして、場面は変わり主人公の女性解剖医が、自殺や事故で亡くなった人たちの解剖をしている。しかし、激務の疲れからか、彼女は幻想を見ていた。突然起き上がり叫び声を上げる老人、若い黒人の男は、白人女性とセックスに浸る。始まって10分、いきなりそんな幻想的というか、不条理な世界が繰り広げられて、どないなんねん、この映画は?と思ってたら、その後は、意外と普通の展開に。彼女の周囲で次々と増えていく死体。単なる自殺なのか?事故なのか?それとも誰かの手による殺人なのか?何も分からないまま、徐々に彼女の身にも危険が近づいてくる。怪しい登場人物が次々と出てくるんだけど、本当の犯人は、いや、ごめんなさい、全くノーマークでした(^^;;あれ?でも、オープニングはあんなに不思議な映画だったのに、終わってみたら、ちょっと猟奇的なサスペンス映画やん。なんとなく腑に落ちないような気もするけど、まぁ、サスペンス部分も、イタリアのジャッロとしては、オーソドックスな謎解きで、崩壊してたり、難解すぎて意味不明になってることもないから、まぁいいか。 | ★★★ |
| マジック | 内気な腹話術士が、だんだん腹話術人形と人格が曖昧になり・・・って言う凄いネタ。腹話術士を演じるのはアンソニー・ホプキンス。多分30歳前半くらいだと思うんだけど、この頃はホント、マザコン青年って感じで、ポランスキーの映画に出ていたら間違いなくはまっていただろうなぁ。今のいい老け方を観ると、出なくて良かったねって肝心だけど。あ、映画は、そんなに怖くないです。でも、一カ所だけ、腹話術士に出来た恋人を人形が嫉妬し、人形に脅されるままに恋人を殺そうと出かけていく、後にした家の窓に座る腹話術人形、あれは怖かった。人形なのに、ただ腹話術士が二重人格になっているだけのはずなのに、ホントはその人形が本当に生きているように見えた。 | ★★ |
| マニトウ | 確か、この監督、この映画の後に殺されたか何かで相当話題になったんだよね。と言ってもリアルタイムじゃないので、本当かウソかはわかんないけどさ。インディアンの霊に取り憑かれた女性の物語だったと思う。かなり希望のないラストシーンだったのが印象的だったのを除けば、その他のシーンやストーリーは全然記憶に残ってない(^^; | ★☆ |
| 未亡人館の惨劇 | タイトルからして凄いよなー。なんだよ、未亡人館って(^^;娼婦の母親が何者かにハンマーで撲殺され孤児になった少女が、孤児院に入れられる。が、しかしそこでも不審な事件が続き、やがて、意外な事実が発覚する。少女の母親を殺したのは誰か?という謎と、孤児院で起こる不審な出来事の数々が絶妙に絡み合い、少女を追い詰めていく。そして訪れるラストのどんでん返しにはマジでびっくり。おいおい、最近でこそ、そういう反則なオチは増えたけど、70年の映画でそんなとんでもないラストを用意していいのか?!って感じですよ。二つの事件が少女を中心に絡み合い、やがて隠された謎が発覚する。その時の少女の驚愕の姿!そりゃ、そんな事実、気も狂わんばかりに笑うってば。凄すぎ。 | ★★☆ |
| メドゥーサ・タッチ | 何者かに殴られ、昏睡状態に陥った男。事件を調べる刑事が、彼の主治医だった美しい精神科医から聞いたのは、彼の恐るべき話だった。果たして、彼はただの精神異常なのか?それとも、本当に悪魔のような能力を持った男なのか・・・。彼の脳波計が大きく動く時、恐ろしい何かが起ころうとしていた。いやいや、素晴らしいサスペンスですよ。昏睡状態にある男が、本当に数々の災厄の元凶なのか、それとも、ただの偶然なのか?元凶が彼だったとして、彼の目的はなんなのか?その全てが明らかになり、未曾有のパニックが起こるクライマックスシーンは、まさに鳥肌もの。日本ではほとんど知られていない映画なので、なかなか見る機会もないだろうけど、これは一見の価値ありのSFサスペンスですよ。 | ★★★★ |
| モスキート | 確か、ビデオのジャケットが、ビーカーに入れられた目玉を眺めている青年の写真で、当時中学生だった僕には、凄い茂樹の大きいジャケットだった。しかも、コピーが、”血に飢えた死体マニア”だったかな?そんなで、凄く見たかった一本だった。でも、実際見てみると、作った意図も、ストーリーも破綻していて、全く不可解。残酷なことをしてる割には、作りものっぽさが目立ちすぎてリアリティのカケラもない。終わり方もなんだこれ?生涯見た中で5本の指に入る最低映画でしたとさ。 | なし |
| レディ・イポリタの恋人 夢魔 | 「エクソシスト」に対するイタリアからの回答なんだろうなぁ〜!すげー!エクソシストは少女に霊が取り憑いたけど、こっちは足が不自由な美女。セクシーてんこ盛りで、イタリア映画らしいサービス精神旺盛なジャーロになってました。出来もかなりいい!足を治すために父親と訪れた怪しい教会。そこで娘は悪霊に取り憑かれてしまう。日ごとに醜悪になり、淫らな言葉を吐き、悪魔に乗っ取られていく娘。ラストの悪魔とエクソシストとの闘いは、なかなか見応えアリ。まぁ、70年代の映画だから、特殊効果とかは、今から観るとちゃちいものなんだけどね。それでも、足が治ったと思って、家族でパーティをしようとした席で、娘に憑いた悪魔が姿を現し、部屋のものを破壊しまくるシーンは、凄かった!悪魔にうなされ、寝ている天井がなくなり、空に浮かんだベッドのような状態で、悪魔に犯されるというシーンも、めちゃくちゃエロティックだったし。なかなかの拾い物っすね。こりゃ。 | ★★★ |
| 若妻 恐怖の体験学習 | すんげぇタイトル過ぎて、映画の内容が全く想像できないよなぁ、これ。原題が「Fear at the night」なのにねぇ。えーっと、教師の旦那に連れられて、全寮制の寄宿学校にやってきた若妻。夏休み中で生徒はおらず、そこには怪しい校長(ピーター・カッシング)とその妻がいるだけ。到着したその日から、校内にはいるはずのない生徒たちの声が聞こえてきたり、校長に襲われかけたりと、怪しいことが続き、徐々に精神を蝕まれていく若妻。果たして、これは過去に起こったという火事で死んだ生徒たちの亡霊なのか、それとも・・・?この映画の凄いところは、オープニング。校庭を映し出したカメラは、徐々に引いていき、そして隅の木からぶら下がる死体の足を映し出す。これが何を意味するのかは、ちゃんと最後に分かるんだけどね。70年代初頭の無名のオカルト映画だけに、なんだそういうオチかよ!かなり強引じゃね?ってラストなんだけどね。でもさぁ、こんな体験学習、やりたくねぇなぁ〜。 | ★★☆ |